【転職できない人多数】転職実現者数が5パーセントという闇【20代・30代・40代】

キャリアのこと

転職者が5パーセントしかいない事実

皆さんは、最近転職が身近になってきたな~と思うことはありませんか?

実際、少し前に比べたら、転職する人は増えている・・・かと思いきや実はそんなことはないのです。

全労働者のうち、なんと5パーセントしか転職を実現させている人がいないのです。実際には全労働者のうち15パーセントが転職をしたいと思っているというデータもあります。

実際には、転職に踏み切る人が非常に少ないのが現実です。

しかし、私は転職をすべきだと思っています。実際にスキルを持っていたり今の環境に不満を持っているのであれば、ぜひ動いてほしいと思っています。

不満ありなら動いて損なし!

その理由を解説していきます。

過去25年日本の平均賃金は横ばい

日本の過去25年間の平均賃金は全く変わっていないです。25年の間に、諸外国の賃金はうなぎのぼりで、日本は貧乏な国になってきています。

OECD加盟国での統計では、実質賃金では日本が1997年と比較しても相対的に下がっているという結果がグラフから読み取れます。

出典:https://www.zenroren.gr.jp/jp/housei/data/2018/180221_02.pdf

日本はかつてお金持ちだったのに、今はそうでもないよね。

1997年を100としたとき、アメリカ・スウェーデン・オーストラリア・フランス・イギリス・デンマーク・ドイツはみな実質賃金が上がっています。

このことから、近年日本の貧困化が進んでいるといえるでしょう。

平均賃金と在籍10年以上の正社員の比率の高い国の相関性

その一方で、平均賃金と在籍10年以上の正社員比率の高い国には相関性があります。

在籍年数が10年以上の人が多い国の平均賃金は総じて高いという統計が出ています。

日本は40代以降は在籍年数10年以上の社員が多く、賃金が高い傾向にありますが、30代以下の層は在籍年数が全体では短くなり、賃金も低い傾向にあります。

それはなぜかというと、きちんと正社員を長期雇用のできている会社は業績が安定しており、安定した給与の提供ができるからです。

日本の場合は年功序列賃金の影響もあるよ。

また、在籍10年以上の正社員比率の高い国は、年齢が上がるにつれて平均賃金も高くなっていく傾向にあります。

それはやはり、長期就業によりスキル醸成が図られているからだといえます。

日本と諸外国の違いは、ジョブ型雇用でスキルが上がっているから給与が上がっているのが諸外国で、日本は在籍していれば上がってきたという違いでしょうか。

また、スキルのある若者に給与を出さないのも日本の特徴です。そのため、スキルの醸成により給与が上がっている諸外国とはちょっと構造が違うのが日本企業です。

日本の会社は評価制度を入れたり、年功序列賃金の賃金の廃止をしている企業も多い。

でも、実際には給与を下がられないから、年功序列賃金で上がってしまった層の高い給与は維持されたままです。。。

物価高で貧困率高まる

平均賃金が上がらない、スキルに対しての給与が上がらない日本にとって、さらに追い打ちをかけているのが、「物価上昇」です。

これにより貧困化がすすみ、体感的に「お金がないな・・・」という状況になっている方も多数いらっしゃいます。

その一方で、大企業に所属し勤続年数が長いというだけで生活にゆとりのある層もいます。

貧困にあえぐか、ゆとりが持てるかというのは今は完全に運で、20年前30年前に今でも給与のきちんと出る会社に入社できたものだけがゆとりある状況を作り出せているといっても過言ではありません。

若者が割を食っていると感じます。

今の人材のうち、スキルのある人が優遇され、スキルのない人あるいは努力をしない人を淘汰する仕組みづくりが大切だと感じています。

転職率を上げないと給与が上がらない

スキルがある人が適切に活用され、スキルがない人あるいは努力をしない人が淘汰される仕組みづくりのためには、雇用の流動化が必要不可欠です。

つまり、転職率を上げていくことがすごく大切だと考えています。

転職率が上がるとどうなるかというと、スキルのある人が待遇の良い企業に転職し、スキルのない人が給与を下げられるあるいはそこにいられなくなる環境が出来上がります。

当然、スキルがないので給与を出す企業はないため、適切な市場原理が働きます。結果として、企業の業績にもつながり日本経済の発展につながります。

転職したい・・・今の状況に不満・・・って人は動いた方がいいね!

簡単に言うと、こんなことが起こるんじゃないかと思うので、転職者を増やし雇用の流動性をあげるのが日本経済のためにもいいと思っています。

背中を押します!

現状維持バイアスを外すためには

冒頭でも述べた通り、転職したい人は多くいるにも関わらず、転職に踏み切る人は非常に少なくなっています。

コロナ不況の影響や、先行きが不透明な状況等踏みとどまらせる要因は数多くあるものの・・・

実際には、転職を踏みとどまらせる「現状維持バイアス」がかかっていることが考えられます。

環境が変化して、「もっと悪い状況になったらどうしよう・・・」「失敗したらどうしよう・・・」そんな想いは誰しも持つでしょう。

変化するってことは怖い・・・その気持ちはわかるよ~!

しかし、行動しなければ現状は変わりません。転職したいと思っていながら、転職活動さえも行っていない人も多くいます。

転職するかしないかは置いておいて、行動しなければ何も変わりません。転職活動をしてみましょう!

転職活動をしたうえで、今の会社や環境の良さを感じることもできると思いますし、逆にこんな会社があったのか!という発見もあるでしょう。

ぜひ、行動にうつしてほしいです。行動するだけならタダです!!

行動して失うものって何??何もないよ!

転職したい!その想いをお持ちの方へ

転職したいという想いをお持ちの方は、まず行動!とお話した通りです。

ではどう行動したらいいの?というところですが、手っ取り早いのは転職エージェントへの登録です。

登録するだけなら何のデメリットもないのも事実です。話だけでも聞いてみるのがいいと思います。

また、誰かに話を聞いてもらうのも有効です。自分が何を不満に思っていて、次の職場では何を実現したいのか明確になってから転職活動をするのがいいですね。

もやもやを抱えたまま時間が過ぎていくよりよっぽど有意義だよ!

↑私レイクへまず相談してみたい!という人は上記より。

誰やねんって方は、転職エージェントがいいよ!笑

↓レイクなんて怪しいからやだよって人は下記に・・・w

皆様の幸せを願っています!

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