リスキリングとは?
「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する/させることです。
つまり、リスキリングとは変化の激しい現代において、新たな職業スキルを身に着けることです。
リスキリングは仕事を辞めずに、社内でリスキリングを行うことで新たな価値創造をおこないます。
今までのスキルでは、これからは通用しないということだね。
消える職業とはよく言ったもので、そういった職業に従事している人を中心に新たなスキルを身に着けるためにリスキリングを行う世の中になっていくでしょう。
2023年はリスキリング元年だ
リスキリングという言葉自体、聞いたことのある人は少ないかと思います。
今やっとメディアで取り上げられ始めたのを機に、徐々に注目されています。
会社に所属したまま、新たなスキルを身に着けることは主にデジタル人材の育成のことを指しています。
コロナ禍を経て、急速にデジタル化が進みました。
リモートワークが当たり前になったり、WEB会議やシステム化が急激に進行しました。
それと同時に、デジタル人材不足が進行しており、経済産業省の試算では2030年にはおおよそ79万人のデジタル人材が不足するといわれています。
そのために、リスキングが必要なんだよ
リカレント教育との違いは
リスキングと同じような言葉で、「リカレント教育」というものがあります。
リカレント教育は「働く→学ぶ→働く」のサイクルを回し続けるありようのことです。
新しいことを学ぶために「職を離れる」ことが前提になっている点が、職に就いたままスキルを身に着ける「リスキリング」との大きな違いとなっています。
リスキリングは経営判断として行うものです
リスキリングは日本企業にとっては必要
このように、今変革を迫られている日本企業には、リスキリングは必要不可欠なものです。
デジタル人材の確保のために、外部からの採用が難しい現実があるため、自社内で育成するという考え方です。
起業でのリスキリングは補助金対象となっています。※2023年2月現在
助成金の金額も引き上げられ、国としてもリスキリングに力を入れ始めました。
企業としても、こういった補助金を利用してリスキリング人材を増大させることが急務になっています。
働かないおじさん問題への対処法としても優秀です。
ただ、国会での岸田首相の育休中のリスキリング発言はいかがなものかと思います。
言ってることはわかるし、スキルアップにはなると思いますが、リスキリングはあくまで企業活動の一環だよね。
育児休業で就労はしていないんだから、リスキリングをやるんだったら復帰後だろう!と思います。
育休復帰後の社員は邪魔だから休んでる間にスキルアップしとけって言ってるように聞こえてしまいます。
給与も支払われていない立場の人に求めることではないと思っています。
こちらの記事でも触れましたが、やはり、働く女性への理解はないんだな・・・と悲しくなりました。。。
まとめ
今後のキャリア形成の中で、デジタル知識は必要不可欠なものです。
もちろん、会社としてリスキリングに積極的に取り組んでいる企業もあるでしょうが、個人として学ぶ意識も必要です。
個人としてデジタル知識があると、副業に役立ったりするよ。
デジタル知識を蓄えて、仕事に活かして収入を増やすということも戦略としてはありです。
副業の入門はこちらの記事も参照してくださいね。
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