女性のキャリア(働き方)は多様化している
2023年現在、女性のキャリアは非常に多様化してきています。
実際レイクも、会社員と副業コンサルタントをしながら子育てをしています。
ここ10年で本当に多様化してきたと思います。
レイクが新卒で就職したころ(10年以上前)は、女性のロールモデルなんかなかなかいなかったですからね・・・
やはり、働き方改革や女性活躍推進法の施行で確実に変わってきてはいるとは思います。
が、しかし、まだまだ女性がぶつかる壁は多く、そこに対する対応は遅れているのが現状です。
女性が活躍している!というものの、気持ちよく活躍出来ているケースは一握りだと思います。
何かを犠牲にしていたり、血のにじむような努力をしている女性が世間の言う活躍をしている状況であることは明白です。
女性活躍って簡単に言うけど、それが難しいから女性管理職比率なんて上がらないんだよ・・・
実際、政府が2020年までに女性管理職比率を30パーセントまで上げる、という目標を出しましたが、半分も達成できていない状況・・・
結局、2029年までに期限が延ばされました。
現時点で12パーセント・・・!!本当に達成できますか??
今の意識や日本企業の状況のままであると仮定するならば、疑ってしまうのは必然であると感じます。
女性はどんなキャリアを選ぶのか
実際、女性のキャリアはどんなものが多いでしょうか?
フルタイム(正社員・契約社員・派遣社員等)としてのキャリア
働く女性をイメージするとまず初めにフルタイムで働くというキャリアが想像できます。
実際、ライフイベントを迎える前の方はだいたいこの働き方をしている方が多いのではないでしょうか?
文部科学省の出している大卒新卒就職率(令和3年調査分)は、全体で96.1パーセント、男女別だと男性が94.6パーセント、女性が97.1パーセントでなんと女性の就職率の方が高くなっているという結果になっています。
参考:令和3年度大学等卒業予定者の就職状況調査(4月1日現在)
女性の就職率の方が高いんだね!
新卒時にはフルタイムで働く、という選択肢を取る人が多いのが実情です。
パート・アルバイト・短時間派遣社員としてのキャリア
育児との両立・体力的な問題等の事情で、短時間労働のキャリアを選択する方も多くいます。
子育てのためのパートタイム勤務の方が多いイメージだね。
ちょっとしたお小遣い稼ぎのつもりの人、本当は正社員で働きたいけれど仕方なくの人など、いろいろな層がいるのがこのキャリアの特徴です。
フリーランス・企業家としてのキャリア
フリーランスや起業をしてキャリアを築く方もいます。
何かアイデア・スキルをもってフリーランスや起業をしていく方も増えてきています。
自分のやりたいことをやっていきたい人は、フリーランスや起業を選択する人は多いよね。
今は普通のサラリーマンでも、仕事を受けることができるようになってきているので、以前に比べてフリーランスや起業への敷居が低くなってきています。
起業・フリーランスに興味がある方は、こちらの記事も見てみてね。
専業主婦としてのキャリア
専業主婦を選ぶ人もキャリアとしてとらえていいと思います。
専業主婦も立派なキャリアですよ。
家族のため、子どものために家庭での仕事をしている人なので、立派な経験をしていると思います。
外で働くことだけがキャリアではないです。
専業主婦で得たスキルを基に、家事代行業なんかをやっている人もいるよね。
女性のキャリアについてのよくあるお悩み
女性のキャリアについてのよくあるお悩みは下記の通りです。
ライフイベントへの対応
結婚・出産を迎えると、今まで通りの仕事を続けることが難しくなる方も多くいらっしゃいます。
このタイミングで、辞めたくないけど辞めざるを得ない・・・なんてことが起こったりするわけです。
配偶者の転勤、子どもが小さいうちだけでなく、小学生になったタイミング・受験のタイミング等ライフイベントの対応のために続けられない・・・なんてことが起こるね。
続けられる制度が整っていても、雰囲気的に使いづらい・・・なんてことも。
また、体力がある方にとってはこなせるボリュームであっても、体力がない方や家庭の事情がある方にとってはこなすのが難しいケースも・・・
そんな人は働くなっていう意見もあるけど、どんな人がどんな状況でも働き続けられる社会が理想的だと思っています。
給与・待遇面での男女格差
給与や待遇面で男女格差があることは明確です。
これは、同じ職種での待遇の差ということではないです。
上で述べたような、ライフイベントで仕事を続けられない状況になり、キャリアが途切れてしまうことで給与が思うように上がらないことにより男女格差が出てきてしまっています。
キャリアが途切れることで、全体の男女格差が生まれてしまっています。
また、フルタイムでの就業を続けていても、子どもを産んだ・結婚したということで簡易な業務に回された結果、昇進・昇給の差が男性と開いてしまうこともおこっています。
会社の求める働き方ができないということで、異動させられることが多いですね。
でも、出している成果は働ける時間でそんなに変わらない!と思っています。
本当に優秀な人は、時短であってもフルタイム正社員以上の成果を出しているケースも多く見てきました。
しかし、まだまだ日本企業は昭和の価値観です。
モーレツに働けない社員は、評価しないという会社が多く残っているのが事実です。
会社員は労働時間で管理されているから、仕方ない部分もあるけれど・・・
正直納得いかないよね。
自分の人生は自分で選んでいる
今の状況にもやもやしている人、たくさんいると思います。
でも!その道を選んだのは他ならぬあなたです。
もし、誰かに無理やり選ばされた!なんて人がいたら、警察に行くかその人から離れるか直ちにしてください。
それくらい、どう生きるのか・どう働くのか・どうキャリアを選ぶのかは自由だと思っているよ。
今の自分にもやもやしている、状況を変えたいという方はぜひ動き出してください。
人に相談するもよし、転職活動・就職活動してみるのもよし、ぜひ行動にうつしてみてくださいね。
もやもやしているなら、先に行動したもの勝ちだよ!!
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